桐箱入りの御念珠をご紹介するシリーズの第四回目は琥珀。琥珀は、3000年~7000前、地上に繁茂していた様々な樹木の樹脂が長い年月を経て化石化したもの。鉱物とは違った希少性を有し、学術的にも価値があります。歴史的に見ても正倉院に琥珀念珠が収められた記録があり、日本との縁の深さが伺い知れます。
【老珀】 不透明なオレンジ系の色が特長。通常の琥珀が長い年月を経たものです。
【撫順】 中国の撫順で産出される琥珀。濃い色目が特長です。
【煌珀(グリッター)】 内部にキラキラと光る大小の煌めきが見られる琥珀です。