今週の推奨品
桐箱入りの御念珠をご紹介するシリーズの第二回目はローズクォーツです。今回はこのローズクォーツを例に上げながら房色のバリエーション(弥勒房は37種)についてお伝えさせていただきます。御念珠は一般的には主玉の色に併せた房色を選ぶことで、全体の統一感が出て美しく纏まります。ローズクォーツでいえば③や④が多い印象でしょうか。お客様が法事でお使いの場合は、より落ち着いた色の①や②が。お守りを兼ねた普段使いの場合には、個人の好みを反映する色がお勧めしやすいかと思います。房の色は、念珠の個性を引き出す大切な要素で、色が違うだけでご覧のように千差万別の印象になります。心が落ち着く色を選ばれることで、お祈りに寄り添う気持ちが一層強まることと存じます。
【 ローズクォーツ 】
美しいピンク色をしたクォーツ(石英)の仲間。やさしい印象の色合いは、特に女性に人気で愛と美の女神「アフロディーテ」に捧げられたバラ(ローズ)が命名の由来といわれています。
2024.11.18 UP DATE