今週の推奨品
300回目を迎えて
山田念珠堂 自慢の豊富な品揃えのなかからお届けしている「今週の推薦品」。毎週月曜日に定期配信を開始し今回で300回目を迎えることが出来ました。創業165余年を越えて、山田念珠堂の御念珠が皆様にご愛顧いただけているのは、「品質は信頼」をモットーに日本製・自社生産にこだわり、「磨く」「通す」「組む」のオンリーワンのものづくりを進め「美しい数珠」の仕立てと目には見えない「使いやすさ」をご実感いただけているからだと自負致しております。この記念の回には、山田念珠堂のオリジナルの念珠房について改めてご紹介させていただきます。これからも新たな手法と発想をもって挑戦し、皆様の心に潤いが満たされる御念珠をつくり続けます。
釈迦梵天は山田念珠堂が「従来型の凡天房」を改良し開発したものです。日本で初めて30年以上も前に小田巻を念珠に採用した製品で、丈夫で型崩れしにくく、機能性に優れていることから、人気評判も高く現在では一般的なものとなり、山田念珠堂以外でも異なる商品名で同様の念珠房を取り扱っておられます。
弥勒房は古くから数珠業界で一般的であった「撚り房」に独自の工夫を加え、上品でスマートさを併せ持つ洗練された房へと改良し、開発したものです。この特徴維持のために使用する糸は特上の極細正絹で品質の高い撚りを掛けることは大変難しく山田念珠堂では弥勒房登場(十数年以上前)時からこの品質を維持し、美しい数珠を仕立てております。
2024.5.7 UP DATE