過去に数種の虎眼石系統を紹介してまいりましたが、今週の推奨品はその延長上で狼眼石（ウルフアイ）をご案内します。虎眼石の原石である クロシドライト の色変化を辿りますと、最初に原石に石英が染み込んで硬化。通常はこの時点で青色になり、含まれる鉄分が酸化して黄色へ、更に酸化すると赤色、もっとも酸化が進むと黒色になります。（赤色以降の自然酸化は希少）、市場にはそれぞれ各色に応じた固有の名前が付けられて流通しているわけです。ウルフアイ は青色（青虎眼石）から黄色（黄虎眼石）へと自然酸化がすすむなか、まれに生まれる系統だといわれています。今回ご紹介のものは少し濃いめの精悍な印象で、フォーマルな場でも使いやすい22玉男性用に仕立てております。