先週の推奨品でクリソプレーズをご紹介した際に、翡翠（硬玉）と間違われるほど大変美しい貴石ですとご案内したところ、見比べてみたいとのお問合せをいただきました。クリソプレーズは軟玉の一種としてオーストラリア翡翠の名称で流通していることもございますが、翡翠の冠名は同じでも硬玉と軟玉は別の鉱石となります。一般的に思い浮かぶ翡翠（硬玉）の色のイメージは、第147回でご紹介した本翡翠の色で、薄緑～薄青のものになるでしょうか。この他には含まれる成分によって青、ラベンダー、赤系統等、15色程度のバリエーションが確認されています。今回は緑系の特濃タイプをご紹介。見比べていただければクリソプレーズとよく似た印象であることをご確認いただけるかと存じます。