63年ぶりに改訂された新しい日本の誕生石のひとつ、モルガナイト。第154回の推奨品でもご紹介させていただいておりますが、今回は、相性の良い天然水晶と組合せいたしました。こちらの貴石は1910年にマダガスカルで発見された、比較的新しい鉱石になります。知名度の高い、アクアマリンやエメラルドと同じ宝石級の緑柱石（ベリル）の仲間のひとつで含まれる各種微量元素の違いで発色が異なってくるため、それぞれ各色で宝石名も異なって知られています。名付親はティファニー社のクンツ博士。収集を依頼された金融王J.P.Morganに敬意を表し命名されたとのことです。その光沢や輝きは、ピンク系を代表するローズクォーツとは、異なる魅力の優しい印象。ぜひ、女性の普段使いにお勧めいただきたい一連です。