春の訪れを予感する季節がやってまいりました。誰しも思い浮かぶのは、馴染み深い国花「桜」かと存じます。語源は諸説あり、「咲く」という言葉から派生したという説、古事記に登場の女神「コノハナノサクヤヒメ」が由来という説、サ=「耕作」、クラ=「神霊の座」を表すという説などがあります。適度に硬く、変形せずに耐久性が高い素材です。また、使い込むほどに艶が出てきますので、末永く扱われる御念珠には最適かと存じます。なお、西洋にも桜はありますが、日本の桜とは別種になりますのでご留意ください。今回の推奨品は和桜を使用しております。