今週ご紹介する蝶貝は、真珠ではなく、真珠の母貝となる貝殻自体を加工した模造石になります。英名もこの経緯から名付けられたようで、ストレートに「マザーオブパール」と呼ばれています。また、正確な和名は「白蝶貝」となりますが、現在では白蝶貝の他に、真珠を生み出すことができる種類で黒蝶貝、茶蝶貝、アコヤ貝なども「マザーオブパール」として使われており、弊社では「蝶貝」と呼称しております。歴史は真珠ほど古くはありませんが、古代エジプトの頃の遺物が確認されており、ヴィクトリア朝時代には高級な工芸宝飾品として大流行し、現在でもカメオ、ブローチ、ボタン、時計文字盤などでよく使わております。珊瑚のように資源枯渇も心配も少なく比較的安価で真珠を美しく育て上げることから転じて子供を安全に育て上げる「お守り」としてもお勧めしやすい、美白の一連です。是非ご検討ください。