主珠=蓮の実(54玉)
親珠・二天・浄明珠・露=水晶
弟子珠=栴檀(平玉10玉・丸玉10玉)
房=釈迦凡天
融通念仏宗再興の祖である大通上人が制定した蓮実数珠の伝統を再現する数珠です。蓮は泥池の中で成長し、美しい花を咲かせることから、欲望に渦巻く現世にあって、自分の中に潜む菩薩の種に気付き、自らと共に周囲の方々をも幸せにするシンボルとされています。この数珠を持つことで仏の命があなたに宿り、念仏を称えることで全ての人々の幸せとあなたが融通することになります。
主珠54玉、弟子珠が両側に平玉10玉・丸玉10玉のこの形式の数珠は「半繰数珠」「片繰数珠」とも呼ばれ、真言宗やその他宗派でも用いることのできる数珠です。
数珠の持ち方